
【事前のご準備−確認はできるだけしっかりと】
ご家族基本データの作成
お名前・現住所・電話番号(携帯も可)・お勤め先・家族構成・お引越し実行日を記しておきます。
必要と思われるサービスの確認
引越以外に必要なサービス(ピアノサービス・リサイクルサービス・トランクルーム・エプロンサービス・エアコンサービス)を希望の時は、その項目をリストアップしておくことです。
間取り等の確認
転居先の住所(番地までしっかりと)・電話番号と合わせて、現住所の住居タイプ(一戸建て・マンション・アパートの区別)と間取り、転居先の住居タイプと間取り(新居の家具レイアウトを作成する時に必要です)を明確にします。
現住所と新居の道路状況の確認
現住所及び新居に面した道路幅員・交通量や一方通行などのチェック。トラックの車幅条件(大型トラック)によっては車両を建物の間近に駐車できない事も・・・どの位の車両(トラック)を建物の間近に駐車できるかどうかで車種・人員が決定します。また一方通行や交通量によっては作業時間にも大きく違いがでてきます。

4週間前の準備−引越し業者の決定、下見と見積依頼−3月〜4月はお早めに】
“引越し業者”といわれる業者はさてどの位の業者数があるのでしょうか。どの業者にするか選ぶ時、本当に迷ってしまいますね。便利屋さん?に頼むような、チョットしたお手伝いていどで済まされる規模の引越ならまだしも、家族全員の引越しとなれば専門の引越業者に任せた方が無難ですよね。
ベテランの業者に見積もり依頼をすれば、家族構成を考慮しながらしっかりとした見積りをすぐにしてもらえるはずです。その時に“お客様のご都合とご要望をしっかり伝えること”が、見積り違いのトラブルを事前に防ぐことになります。
また、引越し業者の選択の一つの基準としてエアコンや照明器具、衛星放送などのアンテナ設置や粗大ゴミの処理、トランクルームの利用、エプロンサービスの必要の有無、ピアノの搬送などのオプションサービスがあるか・・・業者に確認を忘れずに!見積もりを依頼しましょう。

【3週間前の準備−挨拶状、新居の家具レイアウト作成等】
転居の挨拶状の手配
転居となると真っ先にしなければならないのが、友人知人への転居の挨拶状づくり。今はパソコンが普及しているので、思うほど大変ではありませんが、家族の写真を載せる?新居の略地図などなど・・・家族で楽しみながら作成してみては。
新居の家具レイアウト作成
転居先の見取図をコピーで拡大して家具の配置をしてみましょう。ご家族皆さんで「僕の部屋はえーと?」「私の部屋のベッドはここかな?」・・・新居に引っ越すまでの一番楽しい時間ではないでしょうか。またレイアウトをパソコンで作成できるソフトの利用もいいかもね。
電話移設の依頼
NTTなど専門の業者に委託しなければならないものは、できるだけ早めに連絡をしておくことが大切です。もちろん、携帯電話も忘れずに。

【2週間前の準備−荷造りと諸手続き】
荷造り用品の手配
引越しのためにどうしても必要なものといえば引越し用具。業者におまかせのパックなら、そんな心配は無用ですが、どうしてもご家族のお手伝いが必要となれば、多少の準備が要ります。
まず必要なのが軍手、タオル、ビニールひも、プラスとマイナスドライバー、新聞紙、巻尺、ビニール袋、カッター(大・小あったほうが便利)、雑巾、バケツ、懐中電灯、エプロン、マスク、帽子など日常使っているものばかりですが、事前にご用意しておいて下さい。業者によってはダンボールや梱包資材をサービスしているところもあります。
役所への諸手続き
転居に必要な手続きを済ませます・・・必ずね
荷造り開始
いよいよ荷造りを開始。普段使わないものから荷造りします。

【1週間前の準備−諸般の住所変更手続き、荷物のチェック】
銀行・郵便局・保険会社などへの住所変更届
それぞれの所定の方法に従って手続きします。郵便局の届出は、新居への転送を行ってもらうためには重要です。
電気・ガス・水道会社などへ移転連絡
新住居での新生活を始めるにあたって、引越し当日にすぐに使えないと大変困るのは、電気・ガス・水道・・・トイレも使えませんよ。電話連絡で済む事です。忘れずにしておきましょうね。
荷物のチェック
梱包し終えた数々の荷物、その荷物の引越し当日の新住居先での行き先。これらをしっかりチェックしていれば当日の作業はスムーズに進めらます。このチェックいかんに関わっています。

【3日前の準備−新聞・定期購読誌などの停止】
新聞や定期購読していた書籍の停止手続き
日本において新聞は全国どこでも宅配網が完備されており、今までと同じ新聞を読む事が出来ますから安心ですね。ただ、引越して来た新規のお客さん目当ての勧誘員の攻勢は覚悟しておいた方がいいかも・・・。
定期購読をしていた郵送の愛読書は、出版社が発送済みで間に合わなくても大丈夫。すでに変更届け済み(忘れていなければですけど?)ですから、郵便局が自動的に新居へ届けてくれます。ただ、いつまでも出版社へ住所変更届をしないのはだめですよ。転送期間には限りがありますから(通常3ヶ月程度)注意しましょう。

【前日の準備−ご近所の挨拶回り、身の回り品の確認】
ご近所への挨拶回り
今までお世話になったご近所の方々へ、できれば家族揃って挨拶したいものですね。
すぐに必要なものを仕分けして最後に収納
引越し当日でも日常の生活は待ってくれません。最小限の必要な食器類、ナベ・カマ・包丁等の調理用品は、最後に収納するといいですね。すぐに使うことになりますから、どこへいったか分からないと真っ先に困ってしまいますよ。
トイレットペーパー、バケツや掃除用具、薬品ケース等もすぐに必要となるものですから、すぐに出せるように収納。

【当日−新居へGO!】
荷物の搬出・搬入の立ち会い
さあ!今日は引越し当日。新居がご家族を今か今かと待っています!
ご家族の方も手伝うか、業者におまかせするかは、プランによりますが、いずれにしても当日の総監督はご家族の方です。引越しスタッフはご家族の指示で動きますから、事前の打合せどおり進んでいるかどうかを立会いながらチェックしましょう。
実際に始めるとハプニング・・・あるものです。そんな時は遠慮しないで、引越しスタッフの責任者にどうするかを相談しましょう。必ず良い解決方法をアドバイスしてくれる・・・これこそプロの真価が問われる瞬間です。
電気・ガス・水道のチェック
引越しの搬出が済んだところで、電気・ガス・水道がキチンと停止しているか確認を忘れずに。これを確ないと、後から余分な光熱料金を請求されるというトラブルになり兼ねません。
搬出後の後始末
すべての荷物が搬出されトラックへの積載が終わりました。「ガランとした今までの我が家、意外に広いんだ」と感じますよ。後のお掃除もキチンと忘れずに!
プランによってはハウスクリーニングなどキレイにしてくれますから安心ですが、ご自身でおやりになる場合は、奥様か家族数人が残って最後のお掃除、挨拶を済ませて、先にご主人か家族の方がマイカーで引越し業者の車両と共に、いざ新居へ!